現環境のバトグラをポーカーと呼んだ訳

2021年5月10日月曜日

バトルグラウンド

t f B! P L

 バトグラの現環境(ver20.2)の批判的な記事になるので
楽しめている方は読まない方が良いかもしれません。

半分愚痴のような記事なので、宣伝等もしません。
悪しからず。

本当にトップ層が現環境がつまらないと言っているのも
同じような理由かと存じます。


現環境のバトグラは
チップのないポーカーみたいなものです


何故このような表現をしたかというと、理由は以下の2つ

1. 圧倒的に強い手札(パワーカード、ジョーカー)が存在すること
2. 求められるのは駆け引きではなく、手札を以下に効率的に良くするかであること


1. 圧倒的に強い手札(パワーカード、ジョーカー)が存在すること

現状のバトグラでは、このジョーカー的な存在のパワーカードが存在してしまっています。
具体的には無頼漢やナグルボア、デュオなど
「グレードがそれほど高くなく」
「単体での成長率が他の追随を許さないレベルの」
「半システムミニオン」
のことです。

そもそもバトルグラウンドというゲームは
「システムミニオン」と「強化先ミニオン」がはっきり別れており
システムミニオンの戦闘力を低めに設定することにより、
パワーカードの制限を行ってきました。
(もしくは環境変更の際に制限・削除してきた)

現状その制限を突破する条件・ミニオンが勢揃いしている状況であり、
それを取るだけで「序盤から」「圧倒的な差が生まれる」環境になってしまっています。

故に様々な種族やカードが存在するものの、
パワーカードを引くか否かという運要素が非常に大きくなってしまっている状態です。


2. 求められるのは駆け引きではなく、手札を以下に効率的に良くするかであること

1.のパワーカードに起因します。
早上げ環境と呼ばれる環境では総じてこの状態になり易いですが、
現在はそれが顕著です。

ライフや盤面を犠牲にして特定のパワーカードにアクセスし、
アクセスできればアドバンテージから勝ち、できなきゃ負け。
といったギャンブルに近い状態です。

他の選択肢もあるものの、パワーカードを引けなかった保険として機能してしまっており
相手の構成によって工夫して勝ち切るようなゲームではなく
効率的なデッキ構築を目指す絵合わせパズルの様相を呈しています。
(常にホガァ船長による育成を行うようなモノ)

そのため本来あるべき対戦相手との駆け引きや並び順のような要素の影響が
非常に低くなってしまい、轢き殺すか事故って死ぬかの確率があがるという
プレイングの要素を著しく制限してしまっています。

上位陣がつまらないと言っているのも、恐らくここによるものだと存じます。


はっきり言って、現環境は面白いとは思えないです。

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